オリキャンを終えて
永井 直樹(AC97〜99)
2000年オリキャン オーガナイザー
今年もオリエンテーションキャンプは7月28日からの二泊三日で、河口湖で行われました。集合した時は少々雨模様だった天気もすぐに持ち直し、後半2日間は晴天で河口湖の水面を明るく照らしました。強い日差しにもかかわらず河口湖は避暑地であるため真夏でも気温は東京に比べてずっと低く、過ごしやすいキャンプ場でした。
キャンプは例年のとおり、自己紹介から始まったわけですが、今年はお互いをよりよく知るために、「Let's Find a Date!」と言う新ゲームを行いました。これはオーガナイザーの赤松絵理さん(PC97〜99)が大学のレポートに追い詰められた反動で考案したもので、一日24時間を2時間ごとに分けてそれぞれを別々のパートナー(同姓でも良い)と仮想のデートの計画で埋めていくと言うものです。「お茶をする」など一般的な行動は禁止で、「どこどこのお気に入りのお店で共通の趣味の何々をする。」などと細かく決めなければいけません。このプロセスの中で自然に場は和み、自己紹介を兼ねるよいゲームですが、速やかにパートナーを見つけ予定を全部埋める人もいれば、私のように一人一人と長く話しているうちに誰もデートをしてくれる、時間の空いている人が見つからなくなるなど、まるで人生の縮図を見せ付けられたような気もします。デートの先にも続きがある奥の深いゲームなので今年からキャンプ恒例となるかもしれません。
今年のキャンプの特徴はと言えばそれは行事(お出かけ)が多いことと、食事が凝っていたことでしょう。ロープウェーで天上山に登り、澄んだ青空のもと河口湖を一望したり、温泉につかり一休みしたり、ボート遊びをしたり、河口湖で水遊びをして危険と注意されたり。これらを通して、新入生も卒業生も親睦を深められたように思います。
なんと言っても今年は食事がメインだったのではないでしょうか。世界中からUWCのカレッジのある国の料理をテーマに(UWCのカレッジの学食を再現するわけではない)、オーガナイザーの森田彩子さん(NC97〜99)のメニュー考案、指揮のもと国際的な食べ物が盛りだくさんでした。いくつか例をあげるとビビンバ、タピオカ、ジャンバラヤ、ナンドッグなど、焼く、煮るなどのキャンプ料理の域を越えた高度な料理で、ソーセージも肉から作るなど参加者一体となっての協力なしには完成できないほどでした。私自身初めて食べるものもあり、それぞれ味も大変おいしかったです。料理当番制はありましたが誰もが皆積極的に手伝っていていました。食事の時も広いテーブルのある広場を予約してあり、全員一緒に食べることができたことも良かったと思います。
今年のキャンプは新入生、卒業生の縦の関係、横の関係両方を重視しながら、全員にまず楽しんでもらおうと言うことを目標としました。新入生も卒業生も学年に関わらず打ち解け、新入生はUWCのことについての質問や疑問点、在学生や卒業生は進路のことなどを相談したり、夜遅くまで談話は続いたのでした。あっという間に3日間は過ぎてしまいましたが、共通の寝不足と疲労という「一体感」のなか行われた反省会でも、みな今年のオリキャンに満足していた様子でした。
二日目の夜にキャンプファイアーの前で、新入生にみんなの前でUWCに行くにあたっての抱負を聞かせてもらいました。それぞれ情熱と個性にあふれ、留学に対する期待と強い意志が伝わってくる、立派な新入生たちです。参加した在校生と卒業生一同、自信を持って、さらなる成長への旅立ちにエールを送り、今年のオリキャンは閉会したのでした。
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